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2008年3月

道内 1日からガソリン値下げ続出も 業界団体「示唆」

北海道石油業協同組合連合会(北石連、札幌)の杉沢達史会長(中和石油社長)は二十七日、揮発油税(ガソリン税)の暫定税率期限切れで業者が四月一日からガソリンを値下げして販売する場合、その損失を補う税還付措置の実現を求めていくなどの方針を同日までに文書にまとめ、加盟各社に送付したことを明らかにした。

 杉沢会長は文書について「『一日から(価格を)下げた方が良い』という間接的な示唆だ」と述べ、事実上値下げを促す内容であることを認めた。道内給油所の八割が加盟し、業界に影響力を持つ北石連の“指示文書”により、大幅値下げに踏み切る給油所が続出する可能性が出てきた。

 札幌市内で同日記者会見した杉沢会長は「消費者は四月一日から価格が下がると思っている。仮に下げない給油所があると混乱が生じる。(一リットル当たり)二十五円下げる方向に行かざるを得ない」との認識を示した。

 北石連の文書には《1》三月末時点の給油所の在庫量を確認し、値下げによる損失を客観的に確定する《2》一日以降の需要急増に備えて在庫量を十分に確保する《3》四-五円程度とみられる四月出荷ガソリン卸価格引き上げ分を小売価格へ転嫁して採算悪化を防ぐ-との方針も盛り込まれている。

 一方、元売り最大手の新日本石油は、三月中に仕入れた暫定税率分を含んだ在庫が一掃されるまで店頭価格を下げないよう系列給油所に要請している。

 新日石系列で道内最大手の北海道エネルギー(札幌)は「三月仕入れ分を値下げしない方針に変わりはない」。ジャパンエナジー系列の札幌河辺石油(同)は「他社の動向を見極めて対応したい」としている。

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自信のまなざしその先は五輪 W杯3位の夏見選手 JRに報告

ノルディックスキー距離のW杯で、日本勢過去最高の三位入賞を果たし、先ごろ帰国した夏見円選手(29)が二十一日、所属するJR北海道の中島尚俊社長らに今季の成績を報告した。二年後のバンクーバー五輪へ期待が膨らむ活躍に夏見選手は「充実したシーズンでした」と笑顔を見せていた。

 三位となったのは二月にスウェーデンであったW杯の女子スプリント・クラシカル。表彰台に立つのは日本の距離選手初の快挙だった。

 成績報告は札幌の本社で行われ、中島社長が花束を渡して「一年間頑張ったかいがありましたね」とねぎらった。

 夏見選手は「昨年札幌で開かれた世界選手権で五位になったことが自信になりました」と答えた。

 引き続き行われた記者会見で夏見選手は「目標だった表彰台に上がったことで一層意欲がわいてきた」と述べ、「来年の世界選手権で思うような滑りができれば、その先に五輪が見えてくると思う」と自信に満ちた表情で語った。

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札幌圏タクシー値上げから3カ月 運転手晴れぬ表情 減収に歯止めも台数過剰

札幌圏のタクシーが昨年末に十年ぶりに9・2%の運賃値上げに踏み切ってから、十七日で三カ月。全体的には当初懸念された客離れは見られず、深刻化していた運転手の収入減にかろうじて歯止めをかけたとの見方が強い。ただ、タクシー台数が過剰な状態は変わらず、運転手の表情はさえないままだ。

 「客は大きく減っていないが、増えてもいない。何とかやっている」。JR札幌駅前で客待ちをしていたタクシー運転手(54)がぼやいた。一日の売上高は昨年十二月十七日の値上げ前に比べ、「大して変わらない」という。札幌ハイヤー協会によると、一台あたりの一日の平均売上高は一月が前年同月比0・9%減の三万二千七百十三円、二月(暫定集計)が同1・3%減の三万三千八百三十円だった。

 道内タクシー運転手約三千人が加わる全自交北海道地方連合会の鈴木久雄書記長は「昨秋には売上高が前年比7%減の月もあった。値上げしなかったら、もっと大変なことになっていた」と述べ、運賃改定が売上高の減少を押しとどめたとの見方を示す。札幌ハイヤー協会も「十年前の値上げ時に比べ、客離れはあまり起きていない」(舘岡太平専務理事)と話す。

 ただ、運転手の受け止め方はまちまちだ。「運賃改定で五千円を超える長距離が三割引きとなったため、その分の売り上げが減った」と札幌の別のタクシー運転手(64)は言う。「タクシーが多すぎるから、回復は見込めない」(四十代の運転手)と、二〇〇二年の規制緩和後に急増したタクシー台数が減らない限り、待遇改善は進まないとの主張も根強い。

 また、「冬の間はお客さんが使ってくれたが、暖かくなる今後が心配」(六十代の運転手)と、春以降の本格的な客離れへの懸念もある。

 昨年末の運賃値上げは札幌交通圏(札幌、江別、石狩、北広島の四市)のタクシー会社の約95%にあたる六十一社が実施。平均年収二百五十万円程度とされる運転手の待遇改善が狙いで、初乗り(一・六キロ)六百円が六百五十円に引き上げられた。名寄や帯広などのタクシー会社も北海道運輸局に値上げを申請している。

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「洋服買うのは札幌」「交通網に不満」 大学生の本音を紹介 函館かんげん隊が集会

函館市内の学生グループが周囲の大学生五百人に普段の生活や就職観を問うアンケートを実施し、その結果を十日、同市中央図書館で開かれたフォーラム「がくせいのこえ」で報告した。「洋服を買うのは札幌」「不満があるのは交通網」など、学生たちの本音が紹介された。

 フォーラムは北大水産学部、道教大函館校、函館大、公立はこだて未来大の学生十三人でつくる「函館を元気にしたい学生隊(かんげん隊)」が主催。市内に約六千五百人いる学生の存在を市民に意識してもらおうと企画した。

 アンケートは今年一-二月に、四大学と、ロシア極東国立総合大函館校の学生を対象に実施。よく利用する飲食店や希望の就職先、もし自分が市長ならしたいこと-などについて聞いた。

 フォーラムは午後と夜の二回開かれた。午後の部には市民約五十人が参加し、かんげん隊のメンバーが結果を報告した。洋服の購入では、「函大生は函館で買うことが多いが、函教大、未来大、北大は札幌が多い」。就職先は、函館にしたい人は12%だが、分からない人も23%いると説明した。「自分が市長なら、交通網を整備したい」などの声も紹介された。

 メンバーは「学生の考えを聞いてもらい、人と人がつながることがまちの活性化につながるのでは」とまとめた。

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新助っ人クライトン合流 苫小牧 ミニゲームなど実戦メニュー

札幌は5日、苫小牧市の苫駒大グラウンドで練習を行った。4日に正式契約した新外国人クライトンが早くも合流。初日にもかかわらずキレのいい動きを見せ、開幕戦出場は濃厚となった。

 この日の苫小牧は降雪がなく、グラウンドは、4日の除雪により全面使用することができた。午前11時から練習を開始。11対11のミニゲームなど開幕戦を意識した実戦的なメニューを約2時間行った。

 クライトンは「初日にしては思ったより動けた。今は開幕戦に勝つことしか考えていない」と開幕出場をアピール。三浦監督も「レギュラーでいけるレベル。使うために呼んだ」とぶっつけ本番で鹿島戦で起用することを示唆した。

 6日も苫小牧で練習を行う予定。

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道内各地で陽気 函館で8・1度

道内は二十九日、上空に南から暖気が流れ込んだ影響で、函館市高松で今年に入り道内最高気温の八・一度を記録するなど、各地で三月下旬から四月上旬並みの陽気となった。

 日本気象協会北海道支社によると、各地の最高気温は、帯広七・八度、室蘭六・五度、札幌六・三度など。後志管内真狩村は、道内の百七十四カ所のアメダス地点の中で唯一、今年に入って最高気温が零度を下回る真冬日が続いてきたが、この日二・五度を記録し、連続真冬日を抜け出した。一日は冬型の気圧配置に変わり、寒さが戻る見通し。

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